我が子の発達障害の診断をすぐ受け入れて前向きになれた4つの理由

親御さん向け情報
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こんにちは!

自閉症スペクトラム児ユッキーの母、ナガユキです(≧∇≦)/

 

「あなたのお子さんは発達障害です」とお医者さんから言われたらどうでしょう?

すぐに「そうか、わが子は発達障害なのか!」と受け入れるのは難しいかと思います。

 

私も息子が1歳11ヶ月で広汎性発達障害と診断された瞬間は、思っていた以上にショックでしたね(笑)

ちょっと麻痺してたのか、その衝撃は6時間後にやってきました(笑)

ですが、診断を受けたその日の夜には受け入れて前向きな気持ちになれたんですよ♪

 

▼その理由はこちらの4つです。

  • 理由1.心の受け入れ(受容)の段階を知っていた
  • 理由2.少しでも早く療育を受けさせたかった
  • 理由3.診断を受けた子の方がその後の状態が良いと知っていた
  • 理由4.夫からの「病院に連れてってくれてありがとう」の一言

 

この記事では、このナガユキが我が子の発達障害の診断をたった1日で受け入れられた理由3つをご紹介します(≧∇≦)/

 

理由1.心の受け入れ(受容)の段階を知っていた

ナガユキは大学生の時に心理学を学びました(関西大学社会学部産業心理学専攻卒業)。

その際に、悲しみやつらいことを受け入れるには段階的な心の反応があると知ったんですよ。

 

▼大雑把に説明するとこのような感じです(項目は精神科医佐々木正美先生の親の障害受容11段階を使用)。

①ショックと麻痺→まさかうちの子が!?とショックを受けフリーズ。

②否認→「あれもこれもできるんだから障害じゃない」と障害を直視しない、誤診と思い込もうとする。

③パニック→どうしていいかわからなくなる。

④怒りと不当感→やり場のない怒りと「なぜ我が子が!?」という思いでいっぱいになる。

⑤敵意と恨み→発達障害でない子どもがいる家族への嫉妬、羨望、敵意、恨みの感情に苦しむ。

⑥罪悪感(自責の念)→我が子が発達障害になったのは自分のせいだと自分を責める。

⑦孤独感と抑うつ状態→誰の慰めも励ましも耳に入らない。

⑧精神的混乱と無関心状態→日常生活における目標を見失い、空虚な気持ちになる。何をしたいのか、何をしたらいいかわからない、何もしたくない。

⑨前向きな受容へ→本格的な回復・再生が始まり、積極的に現実に向き合う。

⑩新しい希望、笑いとユーモアの発見→我が子の特性からにじみでた言動にかわいらしさやユーモアを感じ、心から笑えるようになる。

⑪新しい価値観の発見→発達障害でも成長はする!私は同じ悩みを抱えた他の親御さんを勇気づける存在になりたい!

これを知っていたので・・・否認とか怒りとか自責とか、こんな途中経過めんどくさい!って思ったんですよねぇ(笑)

こんな途中経過を丁寧に進めたって、我が子が成長するわけでもありませんし。

 

というわけで、①のショックこそ受けたものの、その日の夜には⑨の前向きな受容段階に進みました♪

 

▼余談ですが、その後の私の心の動きをご紹介しましょう。

療育を受け始めて2~3ヶ月くらいの頃だったでしょうか。

療育を受けて成長する息子の姿を見て心に余裕ができたとき、自然と「⑩新しい希望」に進むことができました

同じ頃から「⑪新しい価値観の発見→同じような発達障害の育児に悩む親御さんの役に立ちたい!」という気持ちが生まれたので、今こうしてこのブログを書いています(≧∇≦)/

 

理由2.少しでも早く療育を受けさせたかった

広汎性発達障害の診断を受けたとき、息子ユッキーは1歳11ヶ月でした。

療育を受けさせるのは早ければ早いほど良いと聞くし、ナガユキ自身も同じ意見。

なら、診断結果を否定してる暇があったら早く療育のために動き出す方がいいじゃないですか♪

 

*ナガユキの場合、もともと少しでも早く療育を受けさせるために病院に行ったこともあって余計に受け入れやすかったんだと思います。

 

それでも「要観察・要発達支援」とかですむと心のどこかで思ってたんでしょうねぇ。

診断書の診断名「広汎性発達障害」の文字を見たときはショックが大きすぎて麻痺していたようです。

診断名を見た6時間後に衝撃が来たくらいですからね(笑)

 

理由3.診断を受けた子の方がその後の状態が良いと知っていた

発達障害の診断を受けた方が、その子のその後の状態がよくなるという研究があります。

  • その子の特性を早めに知って対処方法を身につけさせることができる
  • 周囲もその子の特性を知って個性として認め、適切に対応できる

ということが大きな理由でしょうか。

 

子どもが同じことをしたとしても、診断の有無で周囲の判断は異なります。

  • 診断を受けていれば「その子の個性」。
  • 診断を受けていなければ「わがまま」。

このように判断してしまう周囲が問題なんでしょうが、これが現実でもあります。

 

2019年4月9日にスッキリというテレビ番組で紹介された発達障害に関する内容の中には、診断を受けた子と受けていない子では「引きこもり・不登校・いじめ・うつ」の4項目において診断を受けた子の方が少なくなるというものもあります。

 

診断を前向きに受け入れる理由の1つとしては十分でしょう。

 

理由4.夫からの「病院に連れてってくれてありがとう」の一言

子育てにおいてパートナー(配偶者)の理解があるというのは大きな心の支えになるようです。

 

ナガユキの夫は「ユッキーが発達障害とか考えすぎじゃない?」とは言うものの、私がユッキーを病院に連れていくことに反対はしませんでした。

「病院に連れていって、大丈夫と言ってもらえればナガユキも安心するだろう」くらいに思っていたんだと思います。

 

そんな夫ですが、帰宅して私の顔を見たとたん「どうしたん?」と声をかけてくれました。

私が落ち込んでいることにすぐ気づいてくれたんですよね。

そしてユッキーの診断書を見せたところ「ユッキーを病院に連れていってくれてありがとう」と言ってくれました。

 

いろんな知識はあったものの、気持ちを前向きに切り替える直接のきっかけになったのは夫のこの一言だったかもしれません。

 

診断を受けた日のツイート~あとがきに変えて~

▼診断を受けた日の夜、自分の気持ちを整理するためにこちらのツイートをしました。

あなたの子育てにたくさんの幸せがあるよう願っています。

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