【ASD成長記録】おままごとで遊べるようになりました♪(2歳6ヶ月)

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こんにちは!

オイラは自閉症スペクトラム児のユッキー♪

 

オイラ、ついにおままごとで遊べるようになったよー(≧∇≦)/

 

オイラみたいな自閉症スペクトラムの子どもは「想像するのが苦手」って言われてる。

だから想像力を使って「おままごとで遊べる」っていうのはすごいことなんだよ♪

 

ただし、「おままごとのオモチャで遊べる」だけでは「おままごと」と呼べないんだって。

オイラ達は想像力を働かせて自由に遊ぶのが苦手でしょ?

でも記憶力はあるから、おままごとのオモチャを使って覚えていることをそのまま再現する「再現遊び」をしているってこともあるらしいよ。

 

オイラも最初はそんな感じだった。

自分が見たことのあるシーンをオモチャを使って再現して遊ぶ。

 

再現遊びに付き合ってくれる母ちゃんは、オイラが何をしてほしいのかわかってくれる。

だからオイラがしたいように、毎回同じことでも付き合ってくれてたから余計に「再現遊び」から「おままごと」に進化できなかったのかもしれない。

 

でもね。

オイラにはお姉ちゃんが2人もいる(2019年度で小学3年生と1年生)。

そして、姉ちゃんズはオイラがどうしたいかなんて気にせず遊びに入ってくるんだ(^_^;)

 

姉ちゃんズは自分たちの好きなように遊ぶでしょ。

そうしたらオイラは目の前の状況に合わせるしかなくなるんだよね。

 

オイラは姉ちゃんズと生まれたときからの付き合いだ。

姉ちゃんズが「オイラの思い通りにならない」ってことはよくわかってる。

そのせいか、姉ちゃんズがオイラが思ってることと違うことをしてもイライラしないんだよね(^_^;)

 

反対に母ちゃんはオイラと一心同体だと思ってる(母と自分が別の存在だとわかっていない)から、母ちゃんがオイラの思い通りに動いてくれなかったらイライラするよ(笑)

 

とにかく、オイラの思い通りにならない姉ちゃんズが入ってきたら「再現遊び」なんてやってられない。

オイラは頭を使って、目の前の状況に合わせて遊ぶしかなくなるんだ。

 

長女のナッキー姉ちゃんが「ユッキー、はいどうぞ♡」とオモチャのハンバーガーを出してくれる。

オイラは「ごくごく」と言いながら出されたハンバーガーを食べるマネをする。

(オイラはもぐもぐとかまだ言えないから、食べるマネは全部「ごくごく」なんだ♪)

 

オモチャの食べ物は、食べるマネをするんだよ!本当に食べちゃダメなんだって。

オイラも最近知ったんだ♪

 

オイラもおままごとで料理をしよう。

にんじんとブロッコリーを包丁でザクっと半分に。

他の食材は次女のガッキー姉ちゃんが使ってるから今日はこの2種類を使うよ♪

 

お鍋に入れて、コンロで「ジャージャー」といためる♪

母ちゃんが横で「ジュージュー」って言ってるけど、まぁいいや。

 

うん、おいしそうにできた気がする!

オイラはにんじんとブロッコリーをお皿に入れて「ごくごく」と言いながら食べる。

 

そしてオイラが食べるマネをしたお皿を母ちゃんに押しつける。

母ちゃんは「もぐもぐ。にんじん美味しい!もぐもぐ。ブロッコリーも美味しいわ~♪」なんて言いながら美味しそうに食べるマネをしてる。

う~ん、オイラ満足!

 

さて、姉ちゃんズが今使ってない食材はあるかな?

 

こうして、オイラのおままごとは母ちゃんが「お片付けしようね」と言うまで続く。

 

母ちゃんからひとこと

「健常児の自然な働きかけ」が自閉症スペクトラム児にとって何よりも良い、といったことが『さくら・さくらんぼの障害児保育』という本に書かれています。

ユッキーにとってはお姉ちゃんズの自然な働きかけが良いんでしょうね。

 

余談ですが、ユッキーがお姉ちゃんズに興味を持ちだしたのは療育に通い始めてしばらくしてからのことでした。

それまではお姉ちゃんズに興味がなく、お姉ちゃんズが様々なごっこ遊びをしていても知らんぷりだったんですよ(^_^;)

 

療育のおかげか、自然発達か。

証明することはできませんが、私は療育のおかげだと思っています。

 

▼参考:『さくら・さくらんぼの障害児保育』著:斎藤公子

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