【ASD療育:脳育て編】マネっこでミラーニューロンを鍛えて社会性アップ!

脳と身体育て
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こんにちは!

自閉症スペクトラム児ユッキーの母、ナガユキです(≧∇≦)/

 

ミラーニューロンという神経細胞の名前を聞いたことはありますか?

ミラーニューロンは模倣(マネ)、他者との共感などに関わるといわれる大切な神経細胞です。

証拠は見つかっていないものの、自閉症スペクトラムと関係があると主張する研究者もいます。

 

この記事ではミラーニューロンのはたらきと、ミラーニューロンを鍛える方法をご紹介しますね(≧∇≦)/

 

ミラーニューロンのはたらきと自閉症

神経細胞の1種ミラーニューロン。

この神経細胞群は、他者の行動を見たときにまるで自身が同じ行動をとっているかのように鏡のような反応をすることからミラー(鏡)ニューロンと名付けられたそうです。

 

他者の行動を見たときに、まるで自分が同じ行動をとっているかのような反応をする・・・

映画を観ているときに、まるで自分が主人公であるかのように主人公の気持ちに共感してしまうのはこのミラーニューロンが働いているからなんですね。

 

つまり、このミラーニューロンは「共感」という人間にとって大切な心のはたらきを支えている神経細胞なんです。

また、他者と同じように自分も動く「模倣(マネ)」ができるのもこの神経細胞群のおかげ♪

証拠は見つかっていませんが、言葉の獲得とも関係があると考えられているそうですよ。

 

ある研究で、ミラーニューロン領域の活動と自閉症の重症度には明らかな相関関係があることがわかっています。

自閉症の程度が重いほど、ミラーニューロン領域の活動が低いんですって(『「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 ミラーニューロンの発見』216ページ参考)。

実際に自閉症スペクトラム障害を持つ成人の脳では、健常な成人と比較して、ミラーニューロンに関係しているとされる部分が解剖学的に薄くなっているそうです。

しかも「その薄さは自閉症が重度であるほど薄くなる」と!

この結果から「自閉症はミラーニューロンの欠如によって生じる」と主張する研究者もいるんですよ。

 

ただしミラーニューロンだけでは自閉症の「睡眠のおかしさ、食のおかしさ、不安症状(パニック、こだわり等)、姿勢や歩行のおかしさ」などの症状の説明ができません。

こういった症状はセロトニン神経の働きがうまくいっていないということで説明がつくそうです。

 

自閉症スペクトラム障害の原因については様々な理論がありますが、2019年現在「これが原因だ!」と証明された理論はありません。

ですがミラーニューロンもまた、共感を苦手とする自閉症に関わっていることは間違いないでしょう。

 

▼参考文献『「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 ミラーニューロンの発見』著:マルコ・イアコボーニ、訳:塩原通緒

 

ミラーニューロンを鍛えよう♪

ではさっそく、共感力をアップさせるためにミラーニューロンを鍛えましょう。

ミラーニューロンはマネっこをするときに活性化されるそうです。

が。

ここで1つ問題があります。

そもそも自閉症スペクトラム児はマネっこそのものが苦手なことが多いんですよね。

うちの息子ユッキーもなかなか物まねをしてくれません(^_^;)

 

▼そこで、自閉症&ミラーニューロンの研究者や療育の現場にいる人が編み出した方法がこちら!

大人(セラピスト)が先に子どものマネをし、次に自分の行動をマネするように子どもに誘いかける。

 

これが明らかに有益な効果をもたらしたそうです!

 

▼『「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 ミラーニューロンの発見』223~224ページを引用させてください。

一見すると自然発生的な楽しい相互作用の中で、セラピストが子供の身ぶりや発声や玩具を扱う行動などを模倣しはじめる。その後、今度は自分の行動を模倣するよう子供に誘いかける。

このような自然な相互作用の中で行われる療法は明らかに有益な効果を示しており、その効果は模倣だけにとどまらない。ここが大切なところだ。

言語やごっこ遊びなど、その他の社会コミュニケーションも確実に向上を示すのである。

(中略)

ミラーニューロンと模倣との関係に気づいたことは、それらの子供たちにとって、人生を変えるような利益を約束することになるのかもしれない。

↳『「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 ミラーニューロンの発見』223~224ページより引用

この本には「この方法は親が自宅で活用できるから、確実に助けになる!」という意味のことも書かれています。

 

家や公園での自然な遊びの中で「大人が先に子どものマネをして、次は子どもに大人のマネをするよう誘う」ことなら簡単にできちゃいますね♪

我が家もこの方法を意識して、楽しく遊びながら息子の社会コミュニケーション力を伸ばしていきます(≧∇≦)/

 

あとがき

成人の脳において「自閉症スペクトラム障害が重症であるほどミラーニューロンの領域が薄い」という事実はショッキングですね。

ですが子どものころからミラーニューロンを鍛える方法を意識して遊ぶようにすれば、ミラーニューロンの領域がきちんと分厚く育っていく可能性は高いと思います。

 

1歳のころの息子は物事にあまり興味がなく、遊びといえば「車を前後にゆらしてタイヤを眺める」とかだったんですけど、これも大人がマネして関わっていたら良かったかもしれませんね。

「1人遊びが好きだから邪魔しないようにしよう」なんて考えずにもっと関われば良かったと今にして思います。

後悔してもどうにもなりませんから、今日からどんどん関わりますよ~♪

 

まぁ、付き合う大人としてはちょっと大変かな~と思いますが(笑)

息子のマネをし、マネしてもらい、良いセラピストになれるよう頑張りつつ楽しみます(≧∇≦)/

息子の共感力よ、育て~

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